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このあたりのエントリで、Slackでの KPT Botを作成しました。
導入から1ヶ月くらい経ったので、振り返りたいと思います。
導入の経緯
入社して*1「なんか改善MTG」という打ち合わせが設定されていたのですが、みんながパラパラと共有事項を話して終わりでした。
改善MTG
ということなので、なにか問題を見つけて改善できるものにしたいなと思いました。
急激に人が増えたこともあり、*2業務上の単なる会話ではなく、もっとお互いを知っていけるような会話を増やしたい(というより、僕がチームの人を知っていきたい)という気持ちもありました。
Botに優しさを求める
はじめ、Botのアイコンは、Slackデフォルトのロボットアイコンでしたが、投稿したときにテンションが上がらない、ということでかわいいタレントさん*3をアイコンに設定するという案を投げたところ、吉岡里帆
さんという名前が上がりました。
さらに、registering.... 受け付けました!
というのがあまり愛がない、という意見も出ました。
なので振り切ってめちゃくちゃ可愛くしたところ、
キャピキャピしすぎて見るのが辛い、との指摘を受け、最終的には↓の感じに収まりました。
改善の早さもKeepで褒められました。
チーム全員でのデバッグ
チームは全員開発者なので、デバッグも全員でやりました。
Bot開発に伴う言語の処理について、諸先輩方が優しく教えてくださいます😇
勉強になりますね。
Keepで拍手しながら進めると楽しい
Keepは良かったことを「良かったよね」と確認することができるので、拍手して進めます。
せっかく機能をリリースしたのにそれを喜ばないのは寂しいし、良いことをすれば「よかったよ」と言われたいものです。
また、このKPT BotはKeep => Problem => Tryの順にまとめてくれるので、振り返りのはじめにこれでテンションを上げていくというのは、その場に馴染むことができるという意味で成功でした。
ちょっと強引でも良いからかさ増しする
よくKPTで問題に挙げられると思うのですが、SlackでのKPTでもやはり普段から意識しないとあまり数がたまらないです。
なので、導入した僕が積極的にくだらないことをKPTに載せたり、裏でこういうことを書いとけばいいんじゃない、とか、新卒のエンジニアにとりあえずなんでもいいから1つ書くように言ったりしてました。
*4
項目が多いだけで活発感が出るので非常に良いです。
まとめ
KPT、入社すぐの僕が導入するのはやはり少し抵抗がありましたが、実際やってみて
というKeepを上げていただいたり、
という感じで、業務や環境だけでなく、振り返りの会自体も改善していっているので、導入してすごく良かったなと思えました。
当初個人的に目標だったチームの人のことを知る、というのも小さなところから良いと思ったこと、悪いと思ったこと、ちょっとした挑戦をカジュアルに知れて、仲良くなれた気がしました。
みなさんもぜひやってみては、いかがでしょうか??