2018年にErgoDox EZ
を購入して、利用開始までの記事を書きました。
この記事は長く細く流入があってErgoDox
に関心がある人がある一定いるんだなあということが うかがえるんですが、実はこの記事を書いて1週間後には僕自身ErogoDox
を使っていませんでした。
会社に持っていっていたのですが、家のキーボードが Magic Keyboard
だと、結局ErgoDox
に慣れることができず、タイピング速度の遅さのせいで業務がおろそかになりがちでした。
2020年のコロナ禍でWFH*1が続き、これは再度導入する良い機会ではないかと思いたって、年末年始に環境を整えてみました。
2018年の当時と一部設定方法が異なったので、本エントリではその差分を埋めたいと思います。
ただし、現在の最適な購入方法や新製品の情報については詳しくないので、公式サイトなどをあたっていただけると嬉しいです。
レイアウトを決定
設定ファイルを作成する方法は大まかには前回の記事とかわりません。(参考: キーマップを決定)
レイアウト編集Webアプリケーションにアクセス
以下のリンクにアクセスすると、デフォルトで用意されているレイアウトが確認できます。
https://configure.ergodox-ez.com/ergodox-ez/layouts/default/latest/0
そして、自分用にレイアウトを変更するため Modify layout
ボタンを押します。
レイアウトを編集、コンパイル
レイアウトを変更し、レイアウトに名前つけ、コンパイルボタンを押します。(名前をつけないとコンパイルボタンが活性化しません。)
※レイヤーなどの概念の理解については、英語になりますが以下の動画が参考になると思います。
レイアウトファイルをダウンロード
コンパイルされたレイアウトファイルをダウンロードします。 この状態では固有のURLが振られているので、次から一部を変更するときのためにブックマークするなどしてとっておくと便利です。
レイアウトをキーボードに書き込み
ここが前回から最も変わっている部分だと思います。
前回は、Teensy Loader) というマイコンにコードを書き込むアプリケーションを利用しましたが、今は、ErgoDoxに書き込むためのアプリケーションが用意されていました。
Teensy Loader は少し分かりづらいインターフェースでしたが、今回は非常にわかりやすいと思います。
起動すると以下のような画面になります。 下の方につながっているキーボードの種類が書かれていれば、正しく認識されています。
Select File
から、先程ダウンロードした.hex
拡張子のレイアウトファイルを選択します。
指示のとおりに、右手側のキーボードの小さな穴の中のリセットボタンを押します。(僕は安全ピンでやりました。) しっかり押せると、ロードされたようなアニメーションの後に以下の用に書き込みが成功された画面になります。
こちらで設定は以上です。自分に最適なレイアウトを探求しましょう。
【おまけ】左右の間のケーブルを交換
購入時についてくるデフォルトのケーブルは少し長く、弛んでしまってあまり見た目がよくありませんでした。 かといって結束バンドなどで縛るには少し短い感じもありました。
その対応のため、Amazonで↓のようなケーブルを買ってスッキリとさせることができました。
Before
After
終わり
値段も値段ですし、今回は使いこなしたいですね。(今回は2週間は続いています。)
以上です。参考になれば幸いです。