【2021年度版】もう一度ErgoDox EZを設定する

2018年にErgoDox EZを購入して、利用開始までの記事を書きました。

blog.zuckey17.org

この記事は長く細く流入があってErgoDoxに関心がある人がある一定いるんだなあということが うかがえるんですが、実はこの記事を書いて1週間後には僕自身ErogoDoxを使っていませんでした。 会社に持っていっていたのですが、家のキーボードが Magic Keyboardだと、結局ErgoDoxに慣れることができず、タイピング速度の遅さのせいで業務がおろそかになりがちでした。

2020年のコロナ禍でWFH*1が続き、これは再度導入する良い機会ではないかと思いたって、年末年始に環境を整えてみました。

2018年の当時と一部設定方法が異なったので、本エントリではその差分を埋めたいと思います。

ただし、現在の最適な購入方法や新製品の情報については詳しくないので、公式サイトなどをあたっていただけると嬉しいです。

*2

ergodox-ez.com

レイアウトを決定

設定ファイルを作成する方法は大まかには前回の記事とかわりません。(参考: キーマップを決定

レイアウト編集Webアプリケーションにアクセス

以下のリンクにアクセスすると、デフォルトで用意されているレイアウトが確認できます。

https://configure.ergodox-ez.com/ergodox-ez/layouts/default/latest/0

f:id:zuckey_17:20210110233931p:plain:w300

そして、自分用にレイアウトを変更するため Modify layoutボタンを押します。

レイアウトを編集、コンパイル

レイアウトを変更し、レイアウトに名前つけ、コンパイルボタンを押します。(名前をつけないとコンパイルボタンが活性化しません。)

f:id:zuckey_17:20210110234235p:plain:w300

※レイヤーなどの概念の理解については、英語になりますが以下の動画が参考になると思います。

www.youtube.com

レイアウトファイルをダウンロード

コンパイルされたレイアウトファイルをダウンロードします。 この状態では固有のURLが振られているので、次から一部を変更するときのためにブックマークするなどしてとっておくと便利です。

f:id:zuckey_17:20210110234527p:plain:w300

レイアウトをキーボードに書き込み

ここが前回から最も変わっている部分だと思います。

前回は、Teensy Loader) というマイコンにコードを書き込むアプリケーションを利用しましたが、今は、ErgoDoxに書き込むためのアプリケーションが用意されていました。

ergodox-ez.com

僕はMac OS 用のインストーラをダウンロードしました。

Teensy Loader は少し分かりづらいインターフェースでしたが、今回は非常にわかりやすいと思います。

起動すると以下のような画面になります。 下の方につながっているキーボードの種類が書かれていれば、正しく認識されています。

f:id:zuckey_17:20210111001349p:plain:w300

Select Fileから、先程ダウンロードした.hex拡張子のレイアウトファイルを選択します。

f:id:zuckey_17:20210111001618p:plain:w300

指示のとおりに、右手側のキーボードの小さな穴の中のリセットボタンを押します。(僕は安全ピンでやりました。) しっかり押せると、ロードされたようなアニメーションの後に以下の用に書き込みが成功された画面になります。

f:id:zuckey_17:20210111001638p:plain:w300

こちらで設定は以上です。自分に最適なレイアウトを探求しましょう。

【おまけ】左右の間のケーブルを交換

購入時についてくるデフォルトのケーブルは少し長く、弛んでしまってあまり見た目がよくありませんでした。 かといって結束バンドなどで縛るには少し短い感じもありました。

その対応のため、Amazonで↓のようなケーブルを買ってスッキリとさせることができました。

www.amazon.co.jp

Before

f:id:zuckey_17:20210110235751p:plain:w400

After

f:id:zuckey_17:20210111000203p:plain:w400

終わり

値段も値段ですし、今回は使いこなしたいですね。(今回は2週間は続いています。)

以上です。参考になれば幸いです。

*1:Work From Home

*2:ちらっと眺めてみましたが、次世代機として「MOONLANDER」 というのが出ているんですね。機能性はさておき、見た目だけで言えばErogDox EZのほうがかっこいいと思ってしまいました。